人気の「痴漢」ですが、痴漢対策強化で女性専用車、土日祝含む終日運行

痴漢対策強化で女性専用車、土日祝含む終日運行
JR西日本は東海道線や片町線(学研都市線)などの女性専用車を現行の平日朝夕ラッシュ時のみから、土日・祝日を含む終日化へ来年4月から拡大運用すると発表した。平日昼間や夜間、土日でも痴漢の発生傾向がラッシュ時と変わらないことが分かったためで、痴漢対策を強化するとした。
 現行では、湖西線を含む東海道線の普通と片町線の普通・快速・区間快速、大阪環状線の普通など主に京阪神近郊のエリアで、平日の始発〜午前9時と午後5〜7時に「女性専用車」を限定している。来年4月からは女性専用車は毎日、終日の設定に切り替わる。
 JR西によると、乗客から申告があった痴漢被害約250件(本年度上期)のうち、朝夕ラッシュ時発生の割合は51%で、その他の昼間・夜間は計48%と傾向に差がなかった。曜日別でも平日と土、日曜で発生件数の偏りは少なかった。
 痴漢対策として、12月上旬までに京阪神のすべての駅係員やホーム警備員に「事件・事故目撃カード」を所持させ、乗客の被害申告や情報提供への対応を強化する。
 京滋に路線のある主な私鉄では、京阪電気鉄道が京阪本線の特急で平日朝のラッシュ時のみ、阪急電鉄は京都線の特急・通勤特急で平日のみ終日、女性専用車を設定している。